かしこい時短家事☆部屋干し臭の原因とは?
梅雨の季節になると、洗濯物が乾きにくくなり
衣類からイヤなにおいがして、悩むことが増えますね。
あのニオイは、「部屋に干すこと」が原因だと思っている人が多いですが
部屋干しそのものが原因ではありません。
本当は、汚れが残っていることが原因となっていて
「部屋干し臭」というよりも、「汚れ残り臭」といったところです。
洗濯物から汚れがきちんと落ちていないと、それが雑菌のエサになります。
そのあと、菌が排泄したその匂いが正体です。
梅雨どきは、雑菌が繁殖しやすいため
ニオイが出やすい季節となります。
洗濯しても残りがちな汚れとしては、皮脂などの油分が代表的。
節水型の洗濯機や、すすぎ1回をうたう洗剤などが増えた影響で
最近は洗濯時に使う水が、極端に少なくなっています。
衣類の汚れに対して、水の絶対量がすくなく、なおかつすすぎが1回だけだと
汚れはどうしても残りやすくなってしまいます。
さらに、その貴重な1回のすすぎは、服から洗剤と汚れを水に移したいところですが
そこに柔軟剤が入ってしまうと、逆に汚れを繊維に戻してしまうことになります。
そうした梅雨どきの洗濯ポイントは
洗濯機の水量設定を1段階増やしたり、すすぎの回数を2回以上にしたりすることです。
また、洗濯機に入れる衣類の量を3分の2以下にしてみるのも有効です。
大切なのは、「洗い」の工程で洗剤と衣類をしっかりと混ぜて汚れを洗剤で包むこと。
そして、その洗剤で包んだ汚れを「すすぎ」によってしっかり流すことです。
これが洗濯のキホンです。
これをおさえれば、いままで足しすぎていたものも思い切って減らすことができます。
「水以外は増やさない洗濯」是非一度試してみてください!